伯母の他界

昨日の朝、伯母が他界した。
近所に住んでいたため、子供の頃はよく遊んでもらったりしたが、
大人になってからは疎遠になり近所に住んでいながらほとんど交流がなかった。
このため、伯母でありながら正確な年齢すら分からない。
父の姉なので、相当な高齢であることは確かである(父は今年86になる)
最近交流がほとんどなかったが、無事に成仏はして欲しい。
ということで、F23に伯母の様子を見にいってみようと思う。
聴いたのは、ライフラインのお土産CDである。
このCDは、ボブのナレーションとヘミ音が確実にF23に誘導してくれる。

ボブの誘導でF10から順番にフォーカスレベルを上げて行く。
F10、F12、F15、F21。
F21からF23に移動。
いつもそうだが、このCDでF21からF23に移動する時には決まって、
上に引っぱり上げられるような感覚になり、淡い靄のような中に突入していく。
ボブのナレーションがF23に付いたことを告げる。
淡い靄のような空間を観察すると、伯母らしき人影が見えてくる。
声をかけるが反応がない。
何度か声をかけるが一向に反応がないままである。
やがてボブのナレーションがさらに上のフォーカスレベルへと誘導し始める。
後で再び来ればいいや、と思い、そのまま誘導に従いF27に移動。

レセプションセンターに着くと、公園のベンチに祖母がいる。
もう20年以上前に他界した祖母である。
何度もF27には来ているが、祖母に会うのは初めてである。
「おばあちゃん、久しぶりだねぇ」
祖母はにこにこ微笑みながら、
「おまえがここによく来ているのは知っていたよ。元気そうだねぇ」
「うん、元気だよ。おばあちゃんこそこっちで元気でやってるの?」
「ああ、こっちじゃ病気とか無いからね」
「・・・そうか、言われてみればそうだよね(笑)」
祖母は満面の笑みで私を見ている。
「おばあちゃん、今日私に会いに来たのは伯母さんのことだろ?」
「そうだよ。おまえがよくこっちに来ているから、頼みたいことがあってね」
「分かってるよ。伯母さんをここに連れて来るんだろ?」
「そう出来ればいちばん良いんだけど、
お前が思っているほど簡単には行かないかもしれないよ」
「え、そうなの?」
「ああ、まだ肉体から開放されたばかりだからねぇ・・・」
若干、不安になるが、
「まあ、どうなるか分からないけど、やるだけやってみるよ」
「そうかい? じゃお願いするね」
祖母と別れ、F23に移動する。
今回はF27からF23への移動は、エレベーターをイメージする。
エレベーターに乗り込み、「23」と書かれたボタンを押す。
ドアが閉まり、フロア表示のランプが 27 から順番に下降していく。
F23に着き、エレベーターのドアが開く。
目の前は先ほどと同じく淡い靄のような空間である。
靄がかかっており、ほとんど何も見えない状態である。
しばらく経っても状況が変わらないため、伯母を呼んでみる。
数回、伯母を呼ぶと、目の前にぼんやりと人影が見え始める。
伯母である。
「あれ、jazz(本当は私の本名を呼んでいる)じゃないかい?」
「そうだよ伯母さん、久しぶりだねぇ」
挨拶はしたが、この先何と言ってF27に連れて行けばいいか分からない。
考えても仕方がないので、成り行きに任せることにする。
「伯母さん、此処がどこだか分かってる?」
「なに馬鹿なこと行ってるんだい、病院じゃないか」
「・・・違うよ、此処は病院じゃないよ」
「おかしなこと言う子だねぇ、病院じゃなきゃ此処はどこなんだい」
言葉に窮する。
ここがもう物質界ではないことを伝えても良いのだろうか・・・
よほど上で祖母が待っている、と言おうかと思ったが、思いとどまる。
為すすべなく、伯母にこう言うのが精一杯だった。
「早く元気になってね・・・」
伯母と別れ、F27に戻る。
公園のベンチには、先ほどと同じく祖母が座って待っていた。
「おばあちゃん、ダメだったよ、此処に連れて来られなかった。ごめん」
「いいんだよ。おまえは十分やってくれたよ。あの子(伯母のことである)は
これで自分の力でここまで来ることが出来るよ」
「・・・え、意味が分かんないよ・・・自分の力でここに来るって・・・?」
「お前が会いに行ってくれたお陰で、あの子はこれから行われる自分の通夜や
告別式をしっかりと見ることが出来るようになったんだよ。
物質界の存在であるお前と会話したことで、あの子の意識が物質界にしっかりと
向いたからねぇ。自分の葬儀を見ることで、自分の死を悼む人たちの姿を
知ることで、あの子は自分が死んだことをしっかりと認識できるんだよ」
なるほど、と思う。
自分が肉体を離れたことを認識することで、自分の力でここまで来られる、
ということか。
祖母に会えたことの感謝の気持ちを伝え、祖母と別れて再びSPに行く。
ラグーンを眺めながら、ジャグジーでリラックスする。
横にはいつも通り、ポチが来てくれている。
ポチを撫でながらラグーンをぼんやりと眺めてリラックスしていると、
ボブのナレーションが帰還を促す。
ナレーションに従い、C1帰還。

かろうじてF23で伯母に会えたが、F27に連れて来ることは出来なかった。
だが、それで良いと祖母に言われ、その理由も至極納得できるものだった。
自力でF27に行くことが出来るようにするための手伝いをする・・・
これもある意味、レトリーバルなのだろう。

伯母の通夜は今夜、告別式は明日である。
この2日間の様子をしっかりと見て、F27まで無事行けることを祈る。

合掌。

この記事へのコメント

こんばんは - まーぼドン - 2011年01月23日 19:11:26

昨年の共同探索では、お世話になりました。
いつも、ためになる記事をありがとうございます。
こっそり読んでいます。

私は去年、母親を亡くしましたが
ヘミシンクのおかげなのか、比較的冷静でいられました。
まだ未熟なため、向こう側で接触したことはありませんが
必要な時が来れば、再会することになると思っています。

もし再会することがあれば
息を引き取ったあとに聞かせていたゴーイングホームの7枚目が
役に立ったかどうか聞いてみたいです。

身内や、身内以外の愛する人が旅立った場合
通常、喪失感から逃れることは難しいですが
ヘミシンクは喪失感と反対の「つながっている感」を
与えてくれる貴重なツールだと思います。

伯母様が無事にF27に到着されることを祈っております。

まーぼドンさんへ - jazz - 2011年01月25日 06:25:17

まーぼドンさん、おはようございます。
愛する人との死別で感じる喪失感は、その人と思い出を増やすことが
これ以上出来なくなることと、その人ともう2度と会うことが出来なくなる
ことの2点かと思います。
このうち後者は、ヘミシンクを活用することで再会は可能ですので
その辺が喪失感を少なくしている要因ではないかと思っています。
非物質界での再会については、簡単にできる人となかなか出来ない人が
いますが、ヘミシンクを続けることで必ず再会できるようになると思います。
いつ、その瞬間が訪れるかは、まーぼドンさんの仰る通り「時が来れば」
ということなのでしょう。
その時を楽しみに、ヘミシンクで素敵な体験を楽しんでくださいね。

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soul station について

物質界と非物質界を行ったり来たり。 自らのヘミシンク体験記録。

ヘミシンクのことを初めて知ったとき、「ホントかよっ!」 と半信半疑だった。 同時に 「ホントだったら凄いな!」 と心の何処かで興奮した。 これは自分で確かめるしかない。 ということで、自らのヘミシンク体験を記録し始めた。

プロフィール

jazz

Author:jazz
プラス思考でもマイナス思考でもなく、ニュートラルが一番と思って生きてきたが、ヘミシンクを通して、やっぱりプラス思考の方が理に叶っていると思い始めている。 趣味はヘミシンク、音楽はジャズ、飲み物はコーヒー、そして機械式腕時計の好きな中年オヤジである。

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